ビジネス成功の鍵!印象的なプロフィール写真撮影の秘訣

プロフィール写真なんて顔が写っていればいいと思っている?
それは大きな間違いです!

ビジネスプロフィール写真 男性
モノトーンのビジネスプロフィール写真 女性
仕事風景でのビジネスプロフィール写真 女性
カジュアルなビジネスプロフィール写真 男性

これらの写真を見て、いかがでしょうか?
「ただの顔写真」でないことは一目瞭然ですよね。

優れたビジネスプロフィール写真は、その業界や使い道に合わせてしっかり考えて作られるもので、「ただの顔写真」との違いがはっきりとしています。

この記事では、あなたのビジネスと人生を変える優れたビジネスプロフィール写真を撮影するためのポイントをわかりやすく解説します。
優れたビジネスプロフィール写真の効果から業種や用途別のポイント、撮影前の準備、専用スタジオでの撮影の流れ、ヘアメイクや撮影におけるテクニック、レタッチの重要性、料金相場など、ビジネスプロフィール写真を撮るためのプロのステップを一つずつていねいに紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

目次

優れたビジネスプロフィール写真の効果とは?

あなたがもし、ビジネスプロフィール写真を「ただ顔がわかればよいもの」程度に思っているとしたら、あなたのビジネスは苦戦するでしょう。なぜなら、ビジネスプロフィール写真は以下の重大な効果を持っているからです。

  1. 良好な第一印象を与える
    美的・知的な第一印象を与えられることによって、その後あらゆる分野で莫大な利益を得ることは、各種の研究で実証されています。
  2. 親しみやすさや信頼性をアピール
    多くの職種では、親しみやすさや信頼性をアピールできることが非常に重要です。
  3. 専門性の表現
    職務内容に適した服装や表情、ポーズなどで、専門知識、経験を持つプロフェッショナルであると一瞬で認識させることができます。
  4. ブランドイメージの強化
    ただ美しいだけでなく、会社の価値観やブランドイメージと一致しているビジネスプロフィール写真は、そのブランドイメージを引き上げます。
  5. マーケティング効果の最大化
    さらに、人の記憶に残る印象的な写真を撮ることで、大きな宣伝効果を発揮することができます。

この5つの効果を満たしたプロフィール写真を、深い考えもなく“ただ撮った”写真と比べた場合、あなたのビジネスの将来やキャリアを全く違う位置に引き上げてくれる可能性が簡単に想像できると思います。

社長や経営者のビジネスプロフィール写真 男性
弁護士や医師のビジネスプロフィール写真 女性
教師やセミナー講師のビジネスプロフィール写真 男性
作家や著者のビジネスプロフィール写真 女性
美容や料理アーティストのビジネスプロフィール写真 女性

ビジネスプロフィール写真の
職業別アピールポイント

理想のビジネスプロフィール写真は、職種によってアピールするべきポイントが異なります。

  1. 社長や経営者・・・・・・・・自信に満ち溢れた、堂々とした笑顔
  2. 護士や医師・・・・・・・・知性や専門知識が伝わるような写真
  3. 教師やセミナー講師・・・・・親しみやすさやコミュニケーション能力を前面に
  4. 作家や著者・・・・・・・・・知性や奥行きを感じさせる落ち着き
  5. 美容や料理のアーティスト・・専門性と華やかさを映し出す
  6. 占いなどスピリチュアル・・・ミステリアスな美しさを

など、それぞれの立場が求められるイメージを演出するのが基本と言えます。

ビジネスプロフィール写真の
用途別ポイント

ビジネスプロフィール写真は、その使用用途によって撮るべき写真のスタイル(カメラの世界ではカット数と呼ばれます)が変わってきます。そのため、撮影に入る前に写真をどう使いたいのか、どのようなイメージを目指しているのかをはっきりとさせておくことが重要になります。

ホームページ用の
ビジネスプロフィール写真

今最もニーズのあるホームページ用のビジネスプロフィール写真では、以下のポイントを心がけて撮影することが重要です。

  • 必要に応じたバリエーション数
    ホームページのどのページで使用するかを意識してバリエーションを持たせた写真を用意しましょう。広報然としたバストアップの他に、インタビュー記事のような活動的写真、ユニフォームに着替えての写真など、必要な写真を予め想定しておいてください。
  • ホームページデザインとの統一感
    ホームページ背景と写真背景の色バランスの他、余白の有無の必要性などを考慮して撮影すべきです(余白がほんのわずかでもあれば、今日ではアプリによる加工で思い通りに広げられます)。また、他の人物との表情や顔の向きを整えることも意識しておくべき場合があります。
  • ブランドイメージとの統一感
    服装や表情、ポーズなど、ブランドイメージに則した写真を掲載することで、それをさらに増進することができます。

ホームページ用ビジネスプロフィール写真のバリエーション 男性 バストアップ
ホームページ用ビジネスプロフィール写真のバリエーション 男性 全身イメージ
ホームページ用ビジネスプロフィール写真のバリエーション 男性 動きを表現
ホームページ用ビジネスプロフィール写真のバリエーション 男性 仕事着で

雑誌やチラシ掲載用
ビジネスプロフィール写真

基本的にホームページ掲載用に準ずる感覚で作成すれば良いと思いますが、特にセミナー講師のスケジュールページなどでは、何度も同じ講師が登場する場合があり、全く同じ写真が並ぶと退屈なキャラクターと思われることもあります。角度や表情に差を付けて色々なパターンのものを撮っておくとよいでしょう。

SNS用のビジネスプロフィール写真

今重要なSNS用の写真ですが、様々な表現が考えられ、いまだ「定番の無い」状態と言えます。スマホでの自撮りなどで成功している例も多く、決定的なノウハウは持ち合わせていませんので、以下を参考程度に述べておきます。
  • 正攻法からおふざけまで オフィシャルな1枚の写真を使い続けるかたもいらっしゃれば、軽妙なデザインのものをマメに更新するかたまで人それぞれという状況。意欲差以外に、ビジネスの種類や立場によって決まってくる差だと思いますので、どちらがよいとは一概に言えないでしょう。
  • 構図の多様性も随一 思い切り引いた(人物の小さい)写真、顔が判別しないくらい横向きの写真など、さまざまな写真が混在していますよね。ひとつアドバイスさせていただくと、“人物を中心に置かないよう”トリミングすると、一気にセンスが上がることが多いと思います。
SNS用ビジネスプロフィール写真 女性
SNS用ビジネスプロフィール写真 男性カメラマン
SNS用ビジネスプロフィール写真 男性 目線を外した横顔

ポスター用ビジネスプロフィール写真
(選挙など)

ポスターの写真にも流行があり、最近は比較的正攻法の癖のない写真が増えていますが、やはり訴求力・インパクトの強い写真が多い傾向は変わりません。また、主張やデザインとの統一性を持たせる必要があるため、しっかりとイメージを持って撮影に臨む方が良いでしょう。

  • 視覚的インパクト
    強い目の表情や、ちょっとしたポーズの付け方などで、思わず立ち止まってしまうよない視覚的インパクトを与えることができます。
  • アピールポイント
    若さ⇔熟練、馬力⇔インテリジェンスなど、アピールしたいものによって写真表現が大きく変わります。対立候補との差を強調する場合も。
  • ターゲットを意識した戦略
    主義やメッセージはもちろん、ズバリ「横綱相撲」なのか「ゲリラ戦法」なのかでも撮る写真は全く変わるはず。時には完全にイメージを絞り込んで撮影に臨むことも必要でしょう。
  • 服装への気配り
    イメージカラーを始め、服装を整えることは必須事項と言えます。
  • 高解像度での撮影
    大判での印刷にも耐えうる高解像度での撮影が必要になります。
  • デザインとの調和
    ポスターデザインの予想がついている場合は、背景色、顔の向きや余白など、デザイン上のバランスを意識したほうがよいでしょう。

ポスター用ビジネスプロフィール写真 男性 選挙ポスターで清潔感を
ポスター用ビジネスプロフィール写真 男性 ガッツボーズでインパクトを
ポスター用ビジネスプロフィール写真 女性 選挙ポスターで親しみを

名刺用のビジネスプロフィール写真

名刺用のビジネスプロフィール写真は、以前はシンプルなものばかりでしたが、最近ではユニークな表現も増えています。名刺を受け取った人にどんな印象を与えたいかを想像して撮影方針を決めましょう。

  • シンプルな表現
    記憶・判別等を目的とした写真なら、正対気味に立って目線をカメラに向け、笑顔でも真顔でも穏やかな表情で撮影します。
  • ユニークさを求めて
    ギョッとするくらい大きな写真や思いっ切りの笑顔など、最近は個性的な名刺も増えてきました。ビジネスの内容によってはチャレンジしてみてください。

誰に撮ってもらうか
(撮影方法)は極めて重要!

ビジネスプロフィール写真を撮るうえで最も大切なことは、どこで誰に撮ってもらうかを決めることです。それぞれにメリット、デメリットがありますから、それらを十分に吟味・比較したうえで決めてください。以下に代表的な撮影方法を挙げます。
また、上述の職業別・用途別のポイントなどから撮影のイメージが既に固まっていれば、自ずとそれに適した撮影方法が選択できると思います。

3分間BOX写真

証明写真ブースで撮る写真は証明写真向きのものなので、よほどそれに類似したものを目標としない限り、不向きと言えます。多くのビジネスプロフィール写真に求められるカスタマイズや個性を出す余地がほとんどないからです。

自撮りや知人による撮影

自撮りのイメージ 女性

オフィスなど撮影場所を選べることはメリット。撮影者にセンスがあれば、人物自体は難なく写すことができるでしょうが、プロの機材との差が背景処理などに出る可能性も残ります。また、カメラマンでも専門分野によって得意不得意があり、例えば風景を主に撮影するカメラマンは人物撮影に特に親しんでいないもの。ポートレート(人物撮影)を主としていないカメラマン以外に依頼するメリットは少ないと考えるべきでしょう。
自撮りはSNS用途に限ってはよいものが撮れる可能性も多いと思いますが、それ以外は推奨できる面がありません。

プロカメラマンによる撮影
(出張やメイクの無いサービス)

プロフィール用写真撮影に通じたカメラマンなら、光や背景を考慮して撮影をしてくれるはずなので、ヘアメイクが必要ない人や、ロケ撮影を求める方には金額も抑えられてお勧めの方法です。ただし、それ以外のこと(メイクやレタッチ、スタジオレンタルなど)を追加する場合は、1カ所で全てできる専用スタジオよりも結局高額になることが多くなります。

専門フォトスタジオでの撮影

撮影以外に、ヘアメイクを始めとする全工程を行えるポートレート専用スタジオを用いる方法は、料金の高さをデメリットと考える人も多いでしょう。しかし、メイクと撮影用のスペースのみならず更衣室などの必要設備を持ち、複数業種のアーティストが異なるお客様を連続的に担当するため、パッケージ商品のコストパフォーマンスは最もよいと言えます。
カウンセリングからヘアメイク、撮影、レタッチ、プリントやデータ納品までの全てを任せることができ、内容に比べてコストも抑えられていれば欠点がないようですが、できあがりがスタジオによって大きく異なる点には注意が必要です。
そのスタジオの作品完成度はもちろん、どのような美意識を持ち、どの程度の作品性(芸術性など)を組み込む傾向があるか等を、ホームページで事前に確認しておくことが重要になるでしょう。

ビジネスプロフィール写真の撮影スタジオの写真

ビジネスプロフィール写真撮影のための準備のすべて

撮影法までが決まれば、次はあなた自身の準備です。特に重要なのは服装と美容、それから「イメージ写真を用意すること」です。

ビジネスプロフィール写真のための
服装選び

ポイントはあなたの職務内容をイメージさせる服装であること、そしてもちろん、パリッと美的に見えたり、お似合いなことでしょう。圧倒的に多いのはスーツ姿ですが、職場の制服や普段着も業種によって用いられます。複数の服装で撮影することもぜひ検討してみてください。

男性の服装選び

スーツ姿の場合を中心に、以下の点にも気を配ってください。

  • ネクタイとベスト
    通常はネクタイを使用しますが、カジュアルな雰囲気を出したい場合は省略しても良いでしょう。色のバリエーションをいくつか用意して、スタジオで選択してもらうことも可能です。
    また、ベストの着用は最近では少数になっていますが、フォーマルさや華やかな印象を与えたい場合は有効です。
  • ポケットチーフ
    抜群のオシャレアイテムですが、今は少し流行のピークを越えた感も。それでも見せ方をシンプルにするなど、工夫してトライするだけの価値もあるでしょう。
  • 時計
    通常は身につけるものですが、余計なイメージを与えてしまう可能性もあるため、目立ち過ぎないものを選んで着用するのが一番よいでしょう。
ビジネスプロフィール写真の服装 男性 ネクタイとベストを着用
ビジネスプロフィール写真の服装 男性 メガネや時計の小道具として使う
ビジネスプロフィール写真の服装 男性 ポケットチーフでおしゃれに

女性の服装選び

  • 仕事着
    スーツがやはり一番多いですが、男性に比べると職場ユニフォームの比率は高いです。
  • スーツの色
    濃色は真面目さや力強さを表現し、明るい色は華やかさや優しさを表すことが多い。ただし、白やその類字色は、最近よく用いられる白背景では輪郭がぼやけることがあるので注意が必要です。
  • インナー
    カットソーや薄手のセーターを選ぶか、襟付きのシャツブラウスにするか、悩ましいところですね。ヒント程度ですが、色はやはり白が多く、シャツではボウタイ付きのものが多い印象です。
  • アクセサリー
    職種にも寄りますが、一概に言って、アクセサリーがあまり主張すべきではなく、「付けることで何らかの効果を得たい」という観点で選べばよいでしょう。つまり、女性らしさの強調のほか、ネックレスで首元をすっきりと長く見せたいとか、イヤリングで顔輪郭を引き上げたいなど、特に狙いのある場合に着用し、そうでない場合は付けないくらいでよいと思います。
ビジネスプロフィール写真の服装 女性 仕事着で
ビジネスプロフィール写真の服装 女性 カジュアルに
ビジネスプロフィール写真の服装 女性 ワンポイントのアクセサリー

服装を数点持ち込むときの注意

男性も同様ですが、撮影当日に服装を何パターンか持参して相談する場合、相手が予定している時間に制限があって、それを消化してしまう可能性もあります。持ち込む選択肢を2~3パターンまでに抑えておくことは、ご自身のメリットにもなると思った方がよいでしょう。また、服の汚れやアイロンにも配慮したほうがよいですが、きちんとしたスタジオではスチームアイロン等も準備してあるので、持ち運び時のシワくらいは解消できると考えてよいでしょう。

ヘアカットやカラーリングは
事前に美容院で

メイクサービスのあるスタジオでも、ヘアカットや毛染めは当日行いませんので、気になる場合は事前に美容院で整えておくことが必要になります。ただし、髪の根元のリタッチ程度ならヘアメイクさんが行ってくれるでしょう。また、事前相談に応じてくれるスタジオなら、撮影当日にふさわしいヘアカットなどをアドバイスしてくれる可能性もあります。

ポーズや表情の練習

ビジネスプロフィール写真の準備で笑顔の練習 女性

プロフィール写真の撮影において、ポーズや表情は非常に大切なものになりますが、その準備の必要があるかどうかは、撮影方法によって大きく異なります。

  • 撮影者がポートレート撮影に不慣れな場合
    ポーズや表情を自分で研究し、予め少し練習しておく必要があります。撮影者にそういう勘は無いと思った方がよく、またその場にモニターがないことが多いので、撮影中どのように写っているのかも全く分かりません。相手の指示がなくても笑えるくらいのことは当然必要になるでしょう。
  • 専用スタジオで撮影、あるいは撮影者がプロフィール撮影のプロである場合
    予習の必要は特にありません。それどころか、カメラマンによっては、あまりにモデルが主体的にポーズを取ることを嫌う場合も多いので、ある程度はカメラマンの指示に任せた方がよいでしょう。

また、スタジオ撮影なら、モニターが設置されていることも多く、それを見て安心しながら撮影をすることもできますが、ここでもあまりにモニターチェックをしすぎると、カメラマンの自主性を損じてしまい、よくないことが多いでしょう。

最も重要な準備
~撮りたい写真のサンプルを用意する

ビジネスプロフィール写真を撮る時のイメージ写真

自分の撮りたい写真のイメージが固まっていても、それが伝わらなければ意味がありません。その伝達に一番良い方法は、ズバリ!サンプル写真を集めて相手に見せることです。
同業種の方の写真だけでなく、芸能人などでも構いませんから、撮りたい写真、なりたいイメージに近い写真を何点か集めてスマホなどで持参するようにしましょう。
抽象的な言葉で一生懸命伝えるよりも、論より証拠、写真ならダイレクトにイメージが伝わりますし、カメラマンは他人の写真を参考に撮影することも多いので、不快に思う人もいません。
また、自分のイメージが固まり切れていない場合も、優れたヘアメイクやカメラマンなら、それらのサンプルを見て、そこからあなたのイメージを具体化してくれることがあります。ちょっとした労力ですが、その効果は大きいと思ってください。

ポートレート専用スタジオの
撮影当日の流れ

専用スタジオでのプロフィール向け写真撮影の流れは、だいたい以下の通りです。

予約
来店~受付~システムの案内等
担当者によるカウンセリング~衣装の決定
ヘアメイク
スタジオ撮影・ロケ撮影
写真の提示
一部か全部をモニターやベタ焼き(index)で
写真のレタッチ作業・・・後日の場合も
納品~会計~お帰り

上記の流れに沿って、ポイントをいくつか解説します。

予約

電話やインターネットで予約しますが、その際に、撮影の点数と、スタジオ撮影かロケ撮影かの指定は忘れずにしておいてください。また、衣装相談のあるなしや、時間に制限がある場合も一緒に伝えておくほうがよいでしょう。これらは、当日に変更できなかったり、所要時間が圧縮されてしまうことがあります。

 

カウンセリング~衣装の決定

準備編でも述べましたが、カウンセリング時に希望するイメージを伝えておくことは非常に重要です。内容はヘアメイクと撮影、あるいは納品方法などについて。抽象的なイメージを伝えることにも効果はありますが、サンプルの写真を用意して示すことで、圧倒的に作業効率が良くなります。
また、服装では、ご自身で決まっているものがあれば当日の相談は必要ありませんし、男性のネクタイ、女性コーディネートなどを担当者に相談する場合も、点数は少なめにした方がよいのは上述の通りです。

ビジネスプロフィール写真 撮影前のカウンセリング

アーティストによるヘアメイク

専用スタジオでは写真のみのサービスとともに、ヘアメイクもプロに依頼することができます。
実際の撮影用ヘアメイク行程を簡単に紹介するとともに、もしご自身でメイクされる場合のアドバイスも付記しましたので、参考にしてください。

女性のヘアメイク

今日では、女性の写真撮影向けメイクは、若干パリっとしているくらいで、普段のヘアメイクと大差ありません。「撮影だからメイクを濃くする」と思い込んでいる人が多いですが、それはレタッチが難しかった頃の名残でいわば時代遅れ。今は素肌感を活かしてメイクを仕上げ、どうしても消せないものは写真修整で対処します。

  • ベースメイク
    ロケ撮影では通常と全く同じ仕上がりですが、スタジオ照明はテカりが出やすいので、やや多めにフェイスパウダーを使用します。
  • アイメイク
    アイメイクは少々濃くても撮影では目立たないので、普段よりもやや強くメイクして、目を大きく見せることが多い。

  • パウダーやペンシルで描くほか、必要に応じて眉トリミングをします(別途料金がかかる場合が多い)
  • チークとリップ
    普段のメイクと変わりません。
  • ヘアスタイル
    ビジネスプロフィール撮影でも最近はダウンスタイルが主流ですが、やはり通常よりもアップやハーフアップの比率は高くなります。
    ダウンスタイルは女性らしい艶っぽさを表現しやすいのに対し、アップスタイルは凛々しく知的な印象を与えやすいですが、その中間と言うべきハーフアップでは、凛々しさと同時にダウンスタイル以上の女性らしい優しさを表現できることもよくあります。
    いわゆるアホ毛が多いのは良くないですが、以前のように整髪料でカチッとしてしまうよりは、ふんわりと仕上げて撮影し、どうしても残る毛はレタッチで処理するのが普通です。

〇ご自身でヘアメイクを行う
女性へのアドバイス

ご自身のヘアメイクに自信があれば、セルフメイクで撮影することもお勧めできますし、セルフメイクの方が普段の自分らしさを表現しやすいとも言えるでしょう。上記の通り、今は撮影用の特別なメイクというのもあまりないですから、普段通りのヘアメイクでよいと思います。
対して、スタジオのスタッフに任せることは、セルフメイクに自信の無い方はもちろん、プロのヘアメイクを体験したい方にもお勧めできるほか、目的に合ったヘアメイクとなる可能性が高くなるため、メイク中~上級者にもお勧めできます。

自分でメイクをしている女性の写真

男性のヘアメイク

“男だからメイクは不要”“撮影だからしっかりメイク”はどちらも不正解。必要な部分にだけ軽くメイクします。

ビジネスプロフィール写真撮影前に男性にメイクをする内匠淳
  • ベースメイク
    毛穴や色ムラを少し整えるほか、どうしても青く残るヒゲをオレンジ系コンシーラーでカバーします。 クマはむしろ女性以上にきつい場合が多く、コンシーラーでカバーしますが、難易度の高いテクニックと言えます。最後にスタジオ照明で起こりやすいテカりをパウダーで押さえます
  • アイメイク
    基本的に行いませんが、まれにビューラーやアイラインをします。
  • 眉毛
    男性の広がったような薄い眉を描き足すことは多いです。また、濃すぎる場合や乱れた毛は少しカットして整えます。
  • ヘアセット
    普段よりもすっきりと仕上げ、整髪料で整えながら艶感も出すのが基本ですが、もちろんカジュアルにスタイリングすることもあります。また、似合っていても普段のイメージと違い過ぎてはよくないので、相談しながら進めます。

〇ご自身でヘアメイクを行う
男性へのアドバイス

実際のところ、撮影用メイクはご自身では全く行わないことがお勧めです。男性のメイクは、女性のような標準型がまだ確立されていない分、女性以上に難しいと言えるからです。また、最近は日常でメイクをされている方もいらっしゃいますが、「男性がメイクをする」というのと、スタジオ撮影用に行う“メイク感を出さない”メイクはかなり異なるものであり、ご自身で行うのは非常に難しいと言えます。
逆にヘアセットは、ご自身のスタイリングに満足しているなら全く問題ないでしょうし、美容院でのカットの後などに撮影を行うことも効率が良いと思います。行きつけの担当美容師はスタジオよりも似合うヘアセットをしてくれる可能性も高そうです。ただし「ついでの眉カット」は要注意!ビジネスシーンでの眉カットは最小限が良いことが多く、美容室の若いスタッフなどでは対応できないからです。

写真の背景選び

スタジオ撮影の場合は、撮影の前に背景を決定します。背景紙の場合と、作り付けの背景(セット)を利用する場合があります。以下に、簡単な仕上がりイメージを紹介しておきます。

  • 白・白壁
    10年位前からカラー背景が流行らなくなり、ほとんどが白色背景となりました。フォトショップによる背景変更が容易になったのも、その傾向に拍車をかけているようです。余分な癖が付きにくく反射光も白いため、最もお勧めできるものですが、白っぽい服装の場合は、輪郭線が消えてしまったり、ぼやっとした写真になることもあります。

  • グレー
    これも癖が弱く、反射光も白いので、白の次によく用います。白よりも引き締まった重厚感ある表現となるほか、顔を白く浮かび上がらせる手法も。ただし、少しカチッと、古臭くなってしまうリスクも併せ持ちます。

  • その他カラー背景
    ここ10年位、非常に使用頻度が低下しました。また、反射光に色が付くため、後からの背景変え加工なども行いにくくなります。

  • 作り付けの背景(セット)
    背景がしっかりとできてしまうことに良し悪しがあるでしょう。照明は蛍光灯の柔らかいもので、誰でも美しく撮れる可能性が高い反面、表現は「柔らかいイメージ」のワンパターンになりがちです。

スタジオ撮影でのプロのテクニック

プロフィール向け写真撮影のプロがどのようなテクニックを用いて撮影しているかを、ここでは少々詳しく解説しようと思います。特に興味のない方は読み飛ばしてくださって結構です。

レンズ(焦点距離)の選択

レンズは通常プロ用の標準ズームレンズを用います。短焦点レンズが高画質であるメリットを、ズームできることの便宜性が上回るからです。

ズームのメリットは、構図の変化以外に、被写体(以下モデルと呼びます)の顔立ちや体つきによって焦点距離(広角⇔望遠)を変えられることです。

広角のほうが遠近感が付くために顔立ちをふっくらと、体つきをがっちりと見せ、望遠のほうが顔立ちをほっそりと凸型に、体つきをきゃしゃに見せる効果があります。そのため一概には、男性は望遠気味に、女性は広角気味にズームを振るケースが多くなります。

当店(TAKUMI JUN Make-up Salon)では、男性を150mmクラスで力強く撮影することが多いですが、望遠側70mmまでのレンズで撮影するスタジオもあります。カメラマンがこのような知見を持っていない可能性もありますが、スタジオが狭くて望遠レンズが使えないケースも多いと思います。

ストロボ照明のセッティング

多くのスタジオでは、写真の用途・仕上がりイメージなどによって決まったセッティングを組んでいますが、ズバリ言って、それでは“終わって”います。そこには「顔立ちや肌質によって照明は変えるべき」という観点、もっと言えば知見すら無いからです。

メインライトからひとつずつセッティングする理由

当店では、よほどの作品性がある撮影でない限り、ストロボ照明はメインライトからひとつずつ組まれます。それは、メインライトが作る影・顔の凹凸感を、しっかりと操作したいからです。では、顔立ちによってライティングがどう変わるのでしょうか?簡単に言えば以下です。

  • 西洋的な卵型の顔が照明の自由度が高いのに対し、平たいアジア的な顔は、高い位置からストロボを当てないと、まるで下方から当てたように口元の出た、つまり余計に平たい顔になる。
  • 法令線の強い顔は、低い位置(サイド)から光を当てるとそれを強調する。
  • 目が小さい(重い)人は、ストロボが高すぎると目にキャッチライトが入らない。

では、メインが高くないといけない「平たい顔」が、メインが高いとキャッチの入らない「重い目」であれば?? その時は、ものすごく慎重に、“ここしかない!”という位置を探すしかないのであり、とにかく、そうやってメインライトひとつを組むのすら困難なことが度々あるということです。

メインが決まれば、サブライト、トップ(ヘア)ライト、バックライトなどを組んでいくのですが、それら直接光だけでなく、「間接光」を作ることもあります。
間接光は、通常は、やわらかく影を起こすものと解説されていますが、実は、それ以上に重要な役割があるのです。

ビジネスプロフィール写真撮影スタジオの写真

直接光と間接光の比率を操って、
若い肌を演出するテクニック

スタジオ撮影では、ストロボを直接(デュフューザーは通りますが)当てる光を直接光、天井や壁にストロボを当てて反射させてからモデルに当てる光を「間接光」と呼びますが、間接光は部屋の色々な部位に当たって乱反射するので、直接光よりも柔らかい~鈍い光となります。

話が変わるようですが、一概に、若い人の肌は表皮層が水分を含んで分厚いため、肌に当たった光は肌の中の色々な地点で多方向に反射します(豊かな乱反射)が、年齢を経た肌は固く表皮層がみっちりとしているため、表面だけで一方向に固く反射する傾向となります。

通常、私たちが美しい肌と感じるヴィジュアルが、「豊かに乱反射する若い肌」×「固い直接光」で作られていることに注目してください。次に、その意味が理解できれば「年配の固い反射の肌」×「乱反射の柔らかい間接光」でも同じような結果にならないか?と思い至るはずです。

そして、結果はその通り!直接光と間接光を混ぜながらメインライトを作ることで、肌年齢を相当操ることが可能になるのです。対して、そういう観点の無いスタジオでは、年配者にも(いつも通り)直接光でのみライティングされますから、肌は年齢なりに老けてしまいます。

因みに、若い肌に間接光中心のライティングをすると、ハイライトの無いマットすぎる肌となって、それも失敗。第一、直接光は間接光よりも高解像度に写るという利点もあります。

ポージング

どのような業種の撮影でも必ず押さえておくのがオフィシャルなバストアップ。次に多いのが、手を使って対話をしているような活動的ポーズですが、それ以外となると、業種や目的で大きく異なってきます。
定番と言えるものは、経営者の腕組み、政治家のガッツポーズ、美容やスピリチュアルの施術ツールを手にしたもの、ホームページでの指差しや〇×ポーズなどでしょうか。講師業などで、話し相手役にテーブルを挟んで手前背中向きに座ってもらって撮影するケースもあります

ロケ撮影

先述したように、ロケ撮影はカメラ(レンズ)さえよければ、ある程度センスだけの勝負であり、スタジオ撮影のように数多くの特別なノウハウがあるわけではありません。
カメラで必要なのはレンズの「開放F値が小さい」ということで、詳しくは割愛しますが、そのことによって写真の背景がよくボケます。
スタジオ撮影では背景は無地なので、ボケるも何もないのですが、ロケ撮影では人物に注目を集めるために背景をボカすことが必須となり、大型のズームレンズか短焦点レンズが選択されます。
最近のカメラはオートフォーカスの仕組みが変わってきたのもあって、ロケ撮影は連写で行われるのが主流ですが、それによって瞬きの多い方の負担がぐっと減りました。カメラマンのご機嫌も随分とよくなった気がします。
アシスタントの仕事は主にレフ板を使うことですが、脚立やモデルのコートなどを持って移動する役目もあります。レフ板は顔立ちや時間帯によって非常に有効な場合もあれば、ほぼ使わない時もあるので、アシスタント自体必須とまでは言えません。

ビジネスプロフィール写真 外でロケ撮影をしている風景
ビジネスプロフィール写真 職場でロケ撮影をしている風景

〇撮影を友人などに依頼する時のアドバイス

上述の通り、スタジオ撮影はあきらめた方がよいです。もしスタジオや機材をレンタルできるとしても、経験が豊富でなければ使いこなせません。対してロケ撮影は、85㎜の単焦点か、70~200㎜ f2.8(ギリギリf4.0でもOK)のレンズを用意してもらえば、撮影者のセンス次第でよい写真が撮れると思います。
ただ、ロケ撮影では、いかにもオフィシャルなビジネスプロフィール写真というイメージにはなりにくいですから、それを意識して、少しカジュアルでフレンドリーなものを目指せばいでしょう。

レタッチ

撮影後、希望に応じて撮影のレタッチ作業が行われます。当店(TAKUMI JUN Make-up Salon)ではできるだけお帰りまでに行いますが、レタッチデータは後日納品となるスタジオも多いでしょう。作業内容は主に、①raw現像②修整③サイズ変更や色の詰めを含む納品データの作成です。

raw現像

今日の撮影は、以前のようにjpeg形式(だけ)でなく、raw形式で行われることが多くなっています。カメラ内で勝手に画像にしてしまわないで、より有能なアプリケーションを用いてPCで自分好みにやろうという感じなのですが、そのraw現像作業にそれなりの手間を要してしまうようになってもいます。

写真修整

主には何かを「消す」作業と、「ゆがめる・動かす」作業を行います。消す方は容易に想像できるでしょう。以前はスタンプツールといって周りから移植する方法がメインでしたが、最近はその部位をなぞるだけでみるみる消えていく機能が取って代わってきています。
そして「ゆがみ」。輪郭線や目の大きさを変えることができ、良し悪しはともかく人のイメージさえ変えることが可能です。また最近はアプリケーション任せで目を大きくしたり顔輪郭を変えることもでき、日進月歩で自然になってきていますが、いまだ手作業が優位性を保っていると言えるでしょう。
もうひとつ強力でよく用いられるものに「ぼかし」がありますが、その多用には私たちは批判的です。ぼかしを用いると肌の難を簡単に除去できますが、同時に“キメも毛穴も何も残らない”状態となるためです。
私たちはメイクサロンから発展していますから、この感性だけは絶対にいただけません。雑誌の表紙をはじめ、その人間味の無い結果をいつも苦々しく見ていますし、ぼかしに限らず、ゆがみや他の修整も、できるだけ自然に人間味を残しながら行うようにしています。

ビジネスプロフィール写真 撮影後の写真レタッチの画面

納品

以前は汎用メディアであったCD-Rがマイナー化し、オンラインでのダウンロード受け取りが主流になったほか、USBメモリやDVDなどでも納品されています。
データ形式はJPEGが通常。非可逆の圧縮方式(劣化がある)ではありますが、そのデータ縮小率に比べ劣化はほんのわずかなので非常に汎用されている形式です。
その他、いくつかの点に触れておきます。

「解像度300dpi以上で納品して欲しい」

ひとことで言って「ナンセンス」です。
解像度というのは本来「精細度」という意味ですが、dpiやppiは1インチの長さにいくつの点やピクセルがあるかを表しています。ところがデジタルデータはそのピクセルの集合体なので、数量でしか大きさは規定できず、そこに「長さ」を指定してあげた時に、初めて解像度が決定するにすぎないのです。
例えば、長さ50㎝の100dpiと長さ100cmの50dpiはデータとして同じものということで、私たちが「300dpiでくれ」と言われれば、そう指定することで長さを短くして納品するだけのこと。写真本来の解像度(データの大きさ)は使用したカメラの最大画素数にしかなりえません。

「rawデータはjpegデータよりもきれいである」

これも多分に誤りです。恐らく、rawのほうがデータが(かなり)大きいことと、jpegに変換するときに画像劣化が一度起こることからそういう解釈ができたのだと思いますが、その一方で、raw画像は結局誰かがjpegなりに加工しないと使用できないものなのです。
つまり、rawデータで納品するというのは、撮影者以外の者(あなたやデザイナー)が自分の感性で色決め等を行いたいから作業前の姿でくれ、ということであり、センス面ではともかく、データのサイズや加工面で大きく優位性があるものではないのです。

「白黒撮影の画像をカラーにできる」

白黒撮影というのは、raw画像をカメラ内でjpegに加工したものです。カメラの撮影データ設定を「raw+jpeg」にしておけばraw画像も残っていますから、PCで白黒に現像すれば、普段通りカラー現像ができます。
それなら逆に白黒写真というものを撮る必要がないのでは?と思われるかたもいるでしょう。それも半分正しいのですが、やはり、その場で白黒の絵柄を確認しながらコントラストなどの数値を設定して「絵作り」をしながら撮影するほうが、白黒写真として風合いのよいものになる可能性は高くなる気がします。

ビジネスプロフィール写真を
プロに依頼する場合の
撮影料金相場

ヘアメイクの有無、スタジオとロケあるいは出張撮影かの違い、地域などによっても大きく異なりますが¥8,000〜¥50,000ほどとなります。

やはり本体はカメラマンによる撮影と考えてよく、それにヘアメイクや、撮影データ、レタッチなどが追加されてくるイメージ。セット料金が高い場合は、最初からパッケージされているサービスが多かったり所要時間が長く、セット料金が低い場合は、追加で購入しないといけない部分が多かったり所要時間が短いという傾向は、はっきりあると思います。

TAKUMI JUN Make-up Salonの
ビジネスプロフィール撮影の料金

ベーシックプラン・・・

ビジネスプロフィール撮影の通常プランというべきもので、ヘアメイクと撮影(プリント付き)¥17,000〜指名によって変わります。撮影枚数は個人差ありますが、カメラマン選択後約30カットに絞られます。
データや修整はオプションになり、全データ¥8,800〜、基本修整は1枚¥4,400です。データはオプションですが、当店では保存期間がありますので全て自身で購入保存をおすすめします。

アーティスティックプラン
¥37,400〜※店舗、指名によって変わります。ヘアメイク・撮影・データ・プリント付き
こちらは時間制で、ベーシックプランよりも1.5倍ほど長めの撮影で、まばたきやライティングミス以外の全てのデータまでが付いています。カメラマン選択を省き全てのデータをセットさせていただくことで、かえって価格を抑えられます。
こちらも修整はオプションです。

TAKUMI JUN Make-up Salonの
ビジネスプロフィール撮影の特徴

プロフィール写真撮影に特化した
ヘアメイク&フォトスタジオです

ファミリーフォトの多い一般的なフォトスタジオとは異なり、タクミジュンメイクアップサロンはプロフィール撮影の比率が(撮影サービスの)80%を超えています。いわばプロフィール撮影のプロ中のプロであり、当然より多くのノウハウが集積しています。

ヘアメイクと撮影の連携

当店はメイクアップ専用サロンから発展したためメイクアーティストは全員専属スタッフ。他のスタジオのヘアメイクは外注で、カメラマンからすると「お客さん」に近いことと対照的です。

ヘアメイクがカウンセリングやメイク中にイメージを膨らませ、カメラマンに伝えるという形式を取るため、強い連携性が保たれるのが大きな特徴。例えばほうれい線に難がある方なら、メイクのハイライト、撮影のライティング、写真修整のぼかしの3つを分業させてナチュラルにカバーする・・・ということを最初から想定して施術をスタートすることができます。

レタッチまでを
メイクアップアーティストが担当します

ナチュラルメイクを習得したメイクアップアーティストがレタッチを担当することのメリットは多大ですが、その第一はなんといってもナチュラルに仕上がること。特に「肌感」を尊重し、難点はカバーしながらも自然さを大切にします。

パーソナライズされたライティングで
あなたの魅力を引き出します

これもメイクサロンから発展したからこその特徴。ズバリ、当店で日常行われている「顔立ちや肌質でライティングを変える」という手法は、多くのカメラマンが“考えたこともない”ものでしょう。私たちからすれば、そもそも、ベースメイクのハイライトと、撮影のメインライトは、たびたび同一の役割を果たすものなのに!
もちろん、目的によってライティングを組むという観点も持ち合わせており、両者のすり合わせをしながら、毎回オリジナルのセッティングを組むのです。

オーナー内匠淳の知見・経験こそが
当店の核です!

オーナーの知見・経験こそがものを言うのは、他の多くのスタジオも同様でしょう。
当店のオーナー内匠淳はメイクと撮影の両方に経験豊富なプロであり、さらに京都大学出身の経歴を持ちます。学友がそれこそ、経営者、医師、弁護士、TVディレクター、作家・・・と、内匠自身がまさに今回のビジネスプロフィール写真を撮る人たちと同じ「畑」の人間であり、それゆえに、そのニーズを身近に感じられ、本当に求められている写真を思い描くことができるのです。
※南青山店、京都店ともに内匠淳をご指名いただくことが可能です。

以上のように、TAKUMI JUN Make-up Salonでは、ヘアメイク、撮影から仕上がりまで一貫して高いクオリティを追求し、美的かつビジネスの発展性に大きく寄与する写真を提供し続けています。お気軽にご相談・お問い合わせください。

ビジネスプロフィール写真イメージ 内匠淳

ビジネスプロフィール写真撮影のまとめ

ビジネスプロフィール写真をただの顔写真と捉えていると、あなたのビジネスや人生の発展性の可能性を大きく損なうでしょう。優れたビジネスプロフィール写真は、業種や使用用途に即して周到なヴィジョンで作成されており、その差が歴然とついてしまいますから。
撮影方法で最もお勧めできるのは専用のフォトスタジオですが、そのスタジオが、ご自分の求めるような写真を撮ってきているかをリサーチしてからオーダーすることは重要です。
専用フォトスタジオには、数多くの撮影経験から豊富なノウハウがあります。当方が詳しく知るのはやはり当TAKUMI JUN Make-up Salonのサービスですが、そこでも、ヘアメイク、撮影からレタッチまで、長い年月を経てきていなければとても到達できないような技術が集積されています。
ただし、ここではそれら専用スタジオのヘアメイク、撮影サービスをご利用になられない方にも、参考になりそうなさまざまなアドバイスをしておいたのでお役に立てていただければと思います。
では、あなたが優れたビジネスプロフィール写真を手に入れ、あなたのビジネスライフや人生そのものがより素晴らしいものになるよう願っております。ご一読ありがとうございました。

 

《執筆:TAKUMI JUN Make-up Salon南青山店・京都店》

ビジネスプロフィール撮影
仕事用のプロフィール写真を更新して、ビジネスチャンスが爆発的に拡大するのはよくあること!
ビジネスプロフィール